なるほど・いんふぉ

日々の暮らしの中で、なるほど!と思うことを記事にしてまとめています。

タイヤの寿命、考えてますか?適切な交換時期とは

f:id:SUGI1977:20191028162528j:plain



普段何気なく使う自動車。

 

ボディが汚れていると洗車しなければ、

とすぐに気づきますが、

タイヤの方も見ていますか?

 

タイヤは自動車が走れば走るだけ摩耗します。

 

走らなくても、駐車場が屋外で

紫外線や日光にさらされたりすると、

タイヤのゴムは劣化していきます。

 

普通自動車5000キロほど走ると、

タイヤは1ミリ摩耗すると言われています。

 

長距離ドライブをしなくても、

街乗りでストップ&ゴーを繰り返したり、

車庫入れのためにハンドルを

ぐるぐる切ることでも摩耗します。

 

摩耗が積み重なって、

溝が1.6ミリ以下になると、

車検を通りません。

 

その状態で走りますと、

大変危険ですので、違反として

おまわりさんに捕まります。

 

2点。反則金は9000円です。

 

タイヤの溝は、

タイヤの側面に△マークがありますので、

そこから接地面を見ます。

 

溝の奥にスリップサインという

「ここが限界」の1.6ミリを

現す線がありますので、

それが見えたら、

すぐにでもタイヤを替えなければなりません。

 

スリップサインが見えるほど

摩耗しているタイヤは、

タイヤとしての機能が

著しく低下しています。

 

また、スリップサインのチェックにも

注意が必要です。

 

外側から1本だけタイヤを見るだけでは足りません。

 

外側は溝が残っていても、

内側だけすり減っている場合も

ありますし、

特定のタイヤだけすり減っている場合もあります。

 

一年を通して同じタイヤを使う、

降雪のない地域にお住いの方は

定期的にタイヤを交換する機会が

あまりないでしょうから、

チェックする機会も少ないかもしれません。

 

是非、ご覧になってみて下さい。

 

 

自動車のタイヤの一般的な寿命とは

 

ノーマルタイヤ

5年程度が一般的に寿命の来る時期と

言われていますが、

保存・走行状況で変わってきます。

 

新品のタイヤの溝は8ミリ程度あります。

 

スリップサイン

丸出しになるまで乗るのは危ないですから、

溝が3ミリ程度になるまで乗るとしましょう。

 

8-3で、使える溝は5ミリです。

 

5000キロ走行で1ミリ減りますから、

2万5000キロ程走ると、

概ねそのタイヤは職務を全うしたと

考えて良いでしょう。

 

走行距離があまり長くなくても、

タイヤは経年劣化しますので、

いつ製造されたタイヤを使っているか」

も重要です。

 

何年前のタイヤだか覚えていない!

という方は、タイヤの側面にある、

4桁の数字を探してみて下さい。

 

例えば「3017」という数字が

あったとしますと、

製造週と製造年を表していますので、

「2017年の第30週目」

製造されたタイヤだということが分かります。

 

激安のタイヤなので買おうと思ったら、

製造が去年だった、

ということはよくあります。

 

タイヤには劣化防止剤が添加されていますが、

年々効果は薄れてしまいます。

 

摩耗し、紫外線に曝されたタイヤは

劣化していきます。

 

走行距離も重要ですが、

3年以上経過したタイヤは、

側面にひび割れなどがないかも

チェックしましょう。

 

勢いよく縁石に乗り上げたりすると、

側面に傷が付くこともあります。

 

側面のひび割れ、

傷から走行中のタイヤバースト(破裂)に

繋がる場合もありますので、

気になる部分は

ガソリンスタンドや自動車用品店で相談してみましょう。

 

 

タイヤの寿命、スタッドレスタイヤだと?

 

冬に降雪と氷の上で乗る、

スタッドレスタイヤの寿命は

約3年程度、

というのは北国の住民なら

身に沁みて感じていることです。

 

4年乗れるというロングライフタイヤも

販売されていますが、

氷の上でしっかりグリップしなければならない

スタッドレスは、劣化して固くなってしまったら

終わりですので、保管にも気を遣います。

 

「2年目だけど、夏の間紫外線に曝されていた」

そんなタイヤだと、ちょっと怖くて乗れません。

 

スタッドレスタイヤ

夏タイヤノーマルタイヤよりも

たくさんの溝があります。

 

スタッドレス

スリップサインが出るまで

履き続けた人の話は

聞いたことがありませんが、

溝が残っていても安全のために

年数で買い替えるのが、

スタッドレスタイヤのスタイルです。

 

やはり、安全が第一ですから。

 

 

 

まとめ

 

筆者は良い環境で保管してもらいたいこと、

自宅に物置がないという事情から、

タイヤはタイヤ専門店で買い、

季節ごとに保管料を払って履き替えています。

 

ノーマルタイヤは、

走行距離が短かったため、

人には言えない年数を履いていたことがあります。

 

さすがにひび割れが目立ってくると

怖くなって、買い替えましたが…。

 

スタッドレスタイヤの出費が痛いので、

オールシーズンタイヤ

気になっているのですが、

一年の半分をスタッドレス

過ごすガチガチの寒冷地でも、

一年を通して乗れるのでしょうか。

 

ちょっと気になって、調べ始めたところです。