なるほど・いんふぉ

日々の暮らしの中で、なるほど!と思うことを記事にしてまとめています。

元保育士の筆者が考える、 子どもとスマホのこと

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私たちの身近にあるスマホ

 

今や育児をするのにもかかせない存在です。

 

妊娠中から子育てまでの情報収集、

ネットショッピング、口コミなど

色々調べるものがあります。

 

健診の確認や保育園の情報、

病院の予約や待ち時間の確認も

ネットやアプリでできる所が多いですし、

電話や我が子の写真撮影も

全て1台でこなすスマホ

必要不可欠です。

 

子どもは、生まれてからすぐ、

親がスマホを使っている姿を

見て育っています。

 

興味が湧くのも無理はありません。

 

写真が見れる、

音楽が聴ける、

好きなキャラクターの動画が見れる

ことを知ったとき...

好奇心の塊の

子どもですから、

触れていたくもなりますよね。

 

からしても、

子どもが喜ぶ姿を見たいですし、

落ち着いてほしいときや

グズっているときに

手渡して動画やアプリを

使うこともあるかと思います。

 

また、現代だからできる使い方や

そこから学ぶこともあるのです

 

でも今や乳幼児検診で

スマホをどれだけ使わせているか」

との調査があったり、

市や病院からもらうパンフレットで

子どものスマホ使用について

書かれていたり、

内閣府でも調査が行われ

ニュースになったりと、

かなりマイナスなイメージ

切って離せない部分なのです。

 

今回は2児の子育て中であり、

元保育士である筆者が考える、

子どもとスマホの関わり

大切なことをご紹介したいと思います。

 

 

スマホを子どもに使わせる時には制限が必要

 

スマホに関する

いくつかのセミナーに参加し、

実際に子育てをしていて、

感じたことがあります。

 

それは、

「子どもにスマホを使わせるのはダメ」

というのは、一概に

全てを肯定することはできないということです。

 

今やスマホを使って学習出来ることや、

育児に役立つこともたくさんあります。

 

また、筆者も小さい子どもを育てる親ですから、

どうしてもスマホ

お世話になるときがある

ということもとてもよく分かります。

 

ただ、ここで重要なのは、

まだ自己管理ができない子どもに

スマホ与える以上、

使い方を制限して管理するのは

親の責任だということです。

 

ひとつの動画を見せようと手渡したところ、

いつのまにかタップやスワイプなどの

操作を覚えていて次々に動画を見ていたり、

親としてはまだあまり

見せたくないものを見ていた

なんてこともあります。

 

やはり、小さい子どもが使用する際には、

親が側で見守ることが必要です。

 

一人で使用する年齢のお子さんの場合には、

制限をかけられるアプリを利用したり、

使い方について本人と約束する必要があります。

 

そして、それはできるだけ早いうちに

しておくべきだと思います。

 

一度習慣になってしまうと、

子どもは「今までは良かったのに、

なぜ今日はいけないんだろう」

と不満に思ってしまうからです。

 

 

スマホと子どもの関わりは家庭内のルールを決めて

 

スマホを使うときは、

子ども側、親側でルールを決めることが大切です。

 

まず、子ども側。

 

暗いところで使わないことや

使う時間、

大人と一緒に使うこと

などルールに沿った使い方をさせます。

 

小さい頃から

きちんと言葉と行動を伴いながら、

教えていく必要があります。

 

そして、親側。

 

スマホを使わせても良いときや

使用時間など家庭内でルールを定め、

さらにそれを

夫婦間、家庭内で共有

しておきましょう。

 

筆者は、3歳の息子にスマホを見せるのは、

リトミック(音楽あそび)するとき」と

「人に迷惑をかけてしまうため、

どうしても必要なとき」に

限っています。

 

友人と会うときや

長い移動時間、

長時間待つことが

必要なときがその例です。

 

実際には、できるだけ遊びやおもちゃ、

歌や出かける時間の調節をしているので

ほとんど使っていません。

 

しかし、夫は必要のない時でも、

スマホを手渡してしまっていました。

 

要求されていなくても、

「見る?」と誘って見せたり、

夜電気を消してから見せていたり...

 

最初は黙認していましたが、

息子が毎晩布団に入ってから

「〇〇(キャラクターの動画)見たい!」

と言うようになってしまったため、

その時に大人の言うことが違うのは

子どもにとって良くないと思い、

夫にも筆者が決めていたルールを

守ってもらうようにお願いしました。

 

家庭内で統一されたルールがあれぱ、

お互いに意識し合うことも出来ますし、

子どもの不満や戸惑いも

軽減することが出来ます。

 

 

まとめ

 

大切な子どもの健康や

子どもとの愛着のために、

スマホに子守りをさせる

ようなことにならないように、

日々気をつけていきましょう。

 

だからといって、

スマホの全てを否定することや、

子どもに使わせてしまった自分を

責める必要はありません。

 

スマホがあるおかげで、

家でも便利な情報を得たり、

一緒に歌を歌ったり、

動画を見て踊ったり、

楽しみを共有したりできるのですから。

 

更には子どもの命だって

守ることに繋がります。

 

おいしいところだけ、

頂くような姿勢でスマホを適度に、

賢く、育児に取り入れていけたら良いですね。