なるほど・いんふぉ

日々の暮らしの中で、なるほど!と思うことを記事にしてまとめています。

睡眠を効率よくとるために

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現在、日本人の5人に1人

睡眠時になんらかの障害

悩まされています。

 

そして、1日の平均睡眠時間が

6時間未満という割合は増加傾向にあります。

(厚生労働省 国民健康・栄養調査結果の概要 より引用)

 

睡眠に関する悩みって

なにかと尽きませんよね。

 

不眠をはじめ、

寝不足、

寝つきが悪い、

眠りが浅いなど様々です。

 

あなたやあなたの周囲にも

悩みを抱えている人がいるのではないでしょうか。

 

ちなみに日本では世界でも少数派の、

「男性よりも女性のほうが

睡眠時間が短い」

というデータがある国です。

 

調査ではその原因が

家事や育児にあるとのことです。

 

実際に筆者も睡眠時間は短いです。

 

特に子どもが小さいときは

寝不足に悩まされていました。

 

今回は女性はもちろんのこと、

みなさんに日々関わっている問題

「睡眠」についてです。

 

効率よく睡眠とるために、

どんなことが必要なのか、

そして、どのような効果があるのでしょうか。

 

 

睡眠の質をあげる ということ

 

効率よく眠るということは、

つまり沢山眠るという

睡眠の量より

良質な睡眠をとる、

つまり睡眠の「質」が大切です。

 

質の良い睡眠は、

心身の健康につながっていきます。

 

そして、睡眠の質をあげるために

していくことの基本は、

やはり生活習慣を見直すことです。

 

「運動」や「入浴」のように、

習慣そのものが直接的にはたらくものと、

体内時計を正しくするといった

間接的にはたらくものがあります。

 

実は、運動習慣がある人には

不眠が少ない(厚生労働省調べ)という

結果が出ています

 

そして、1回きりの運動ではなく、

できるだけ習慣になるように

するのがオススメです。

 

なお、寝る前の激しい運動は

快眠の妨げになりますので、

軽いストレッチなどがおすすめです。

 

次に、入浴についてです。

 

「身体が温まると眠くなる」

というのは半分間違いなのです。

 

確かに就寝前に一時的に

体温が上がっていることで、

深い眠りにつけるのですが、

寝付きが悪くなってしまうのです。

 

寝付きを優先させて考えると、

ベストな入浴のタイミングは

就寝の2〜3時間前になります。

 

そして「温める」とは、

暖房などで部屋を温めるのではなく、

身体を温めることですので注意して下さい。

 

体内時計を正しくするための

習慣としては、「光浴」があります。

 

朝、起きたらまずカーテンを開けて

光を取り込む。

 

そして夜は遮光カーテンなどを利用し、

光を遮断するのがベストです。

 

真っ暗では眠れないという場合は、

白などの昼白色の電気は避け、

赤っぽい暖色系の色味の

電気を使うのが良いでしょう。

 

その他の習慣としてよく挙げられるのが飲酒。

 

アルコールは確かに

寝付きを良くしますが、

中途覚醒作用が働いてしまうので、

明け方の睡眠の妨げになってしまうため、

お勧めできません。

 

毎日、家事育児に忙しいという方も

いらっしゃる方と思います。

 

筆者も2児の母ですので、

睡眠時間を長く確保するのが

難しいということはとてもよく分かります。

 

だからこそ、睡眠の質をあげることが

より一層大切になってくるのです。

 

まずは、寝る前のストレッチ、

朝の光浴など簡単なものから

ひとつずつ、始めてみましょう。

 

 

睡眠がもたらす効果とは

 

「睡眠は大切」とよく耳にします。

 

上記で述べたように、

睡眠の質をあげるということをすると、

実際どのような効果があるのでしょうか。

 

質の良い睡眠は生活のリズムを整え、

生活習慣病の予防に繋がります。

 

細胞の修復や疲労回復を行うので、

日中の状態がよくなり、

活動的に動くことができます。

 

これは、きっとみなさんも

体験したことがあるでしょう。

 

寝不足だと、日中活動的になれなかったり、

具合が悪くなったりしますよね。

 

また、抑うつや不安などの

メンタルヘルスにも関係してきます。

(ちなみに、うつ病を抱える人のほとんどは

なんらかの睡眠障害を抱えており、

睡眠薬などが処方されることが多いです)

 

さらに嬉しいのは美容効果。

 

寝不足の次の日は

化粧ノリが悪い...という経験、

女性なら誰しもあるかとおもいます。

 

寝不足だとターンオーバーが乱れ、

ニキビやクマなどの肌荒れにつながります。

 

睡眠中にホルモンの分泌が多くされますので、

アンチエイジングにも関わってくるのです。

 

寝不足は美容の大敵!ということですね 。

 

睡眠は身体の健康だけではなく、

美容にとっても、

こころの健康にとっても大切なのです。

 

このように、睡眠の大切さを知ると

日々の自分の睡眠を見直し、

効果を期待して改善したくなりますよね。

 

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

自分の睡眠は自分で良くしていく必要があります。

 

仕事や家事、育児、自分がやりたいこと、

やるべきことに忙しく、

中々睡眠を改善することが難しいかもしれません。

 

しかし、睡眠の量を増やすより、

質を良くする方が簡単で、

しかも効果的です。

 

この記事を読んだら、

ぜひこの機会に自分の睡眠を見直してみてください。