なるほど・いんふぉ

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更年期障害でイライラ...筆者の母の体験

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みなさん更年期障害を知っていますか?

 

最近では医薬品などのCMでも

そのワードが取り入れられて流れているため、

性別年代問わず耳にしたことがある

というひともいるのではないでしょうか?

 

若い世代の方や男性には人ごとのように

感じるかもしれませんが、

ご自身のお母様や奥様が

最近なんだかイライラしているな」とか、

すごく疲れていそうだ

などの心当たりがあったなら、

ぜひ最後まで読んでみて下さい。

 

知っておくだけで力になれるはずです。

 

筆者の母(50)の体験談です。

 

40代後半頃のある時から、

会うたびに身体の異変を訴えていました。

 

暑くもないのに、

急に顔がほてって汗をかく、

むくみ、疲労感、ドライアイなどが

起こるようになったそうです。

 

母は健康そのもので、

大きな病気も肩こりや腰痛もなく、

この年齢でも走り回りスポーツをする位元気です。

 

ですから娘としては余計心配になり、

病院に行くように勧めました。

 

かかりつけの病院へ行くと、

産婦人科に行くように言われ、

そのときに初めて、

更年期障害」の診断を受けました。

 

母は「もうそんな年齢か...」と

若干落ち込んでいましたが

原因が分かったことで対策もでき、

症状も改善できました。

 

そのときにしっかり対策したためか、

今では20代の筆者より元気で

周囲に驚かれるほどのとんでもないスーパー50代です()

 

他にも、夫のふとした一言に心が折れた、

というエピソードを

聞いたことがあります。

 

更年期を迎え、疲労感やイライラ感を

抱えていた方のお話です。

 

たまった食器を洗おうと、ため息をついた時、

夫から「今は休んで、後でやりなよ」と一言。

 

普段ならさほど気にならないその言葉に、

「あなたはやってくれないのか」と

ますますイライラが増したそうです。

 

さらに、気分の落ち込みからか、

そのときは夫との将来まで悲観してしまったそうです。

 

更年期の症状とは…?

 

まず「更年期」とは、

閉経の時期をはさんだ前後数年ずつ

(一般的に4555歳頃)のことをいいます。

 

卵巣の機能が低下して

女性ホルモン減少したことで

ホルモンのバランスが崩れ

心身にさまざまな不調があらわれます。

 

それらの不調が仕事や家事など

日常生活に支障をきたすほど重いものが

更年期障害です。

 

症状は頭痛、めまい、イライラ、不眠、

ホットフラッシュ(ほてり)むくみ、肩こりなど

身体的なものかた精神的なものまで様々です。

 

それゆえに最初は更年期が影響しているとは気付きにくく、

悩んでしまったり、精神的にも辛くなってしまうことがあります。

 

筆者の母のように、内科を受診してしまうこともあるかもしれません。

 

ホルモンバランスによって引き起こされるものですので、

本人にはどうすることもできないことです。

 

なかなか周囲の人に

言いづらいところでもあります。

 

家族にでさえ言いづらいのですから、

職場や子どもに伝えるのはもっと難しいですよね。

 

更年期の対策としてできること

 

辛い更年期の対策方法には、いくつかの方法があります。

 

それぞれ自分にできるもの、

合うもの選んでやってみて下さい。

 

食生活を整える

→バランスの良い食事、大豆製品を多く取り入れる。

 

適度な運動をする

有酸素運動やヨガを取り入れると効果的。

 

医療機関でのケア

ホルモン補充療法、漢方薬抗うつ剤、カウンセリング。

 

市販薬でのケア

→市販の更年期用の医薬品やサプリメントの服用。

 

そのほかにもアロマセラピーなども効果があるそうです。

 

驚きですね。

 

食生活や運動などはお金もかからず、

道具もいらないのですぐに取り入れることができます。

 

更年期障害のみならず、

基本的生活習慣の見直しは心身の健康にも良い影響ばかりです。

 

 

まとめ

 

 

   更年期障害に悩む方はもちろん、

まだ若い方も他人事ではありません。

 

いつか我が身に降りかかることかもしれません。

 

また、身内でも起こりうることです。

 

このような症状が出るのは、

その人個人のせいではなく

ホルモンバランスの影響

ということを頭の隅に置いておきたいですね。