なるほど・いんふぉ

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恐怖のあおり運転!追突したらされたら?過失割合はどうなる

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近頃ニュースを賑やかす、あおり運転の話題です。

 

するべきものでもないし、

やりたくもないものですが、

自動車を運転していれば、

巻き込まれる可能性はあります。

 

保険会社にはどのように評価されるのでしょうか。

 

 

追突した場合:

煽ってきた車(A)が

強引にこちらの車(B)を

追い越しざまに急な車線変更をして、

Bのすぐ前で急ブレーキ。

 

Bも急ブレーキを踏むが、

間に合わずAに追突してしまった。

 

この場合の過失割合は、

A:B=70:30が基本です。

 

   動いている車同士ですので、

100:0は滅多にないです。

 

Aが意味のない(危険回避のためではない)急ブレーキを

踏んだと仮定しています。

 

急な進路妨害と、急ブレーキです。

 

あおったAがブレーキランプの

整備不良や、速度超過などを

していると割合は

90:10くらいまで変わるかもしれません。

 

 

追突された場合

あおられた車(A)が、

あおってきた車(B)に対して、

仕返しに急ブレーキを踏んで

驚かせてやろうとしたところ、

車間距離が近かったためBはAに追突した。

 

この場合の過失割合は

A:B=30:70が基本です。

 

あおられたAも、

意味のない急ブレーキを踏んだことで

過失があります。

 

しかしこれが、

「人が飛び出してきた」等の

危険回避のための急ブレーキであれば、

0:100となります。

 

車間距離を取っていなかったBが全面的に悪い、となります。

 

 

 

もしもあおり運転をされたら…対処の仕方

 

あおってくる人の神経が知れません。

 

相手にしないことです。

 

対抗せずに、こちらが大人になって、

やり過ごすのが正解です。

 

高速道路でなければ、

路肩に寄って停車して道を譲れば、

あおる側はこちらが白旗を上げたと思って、

満足して去って行くかもしれません。

 

万が一ですが、相手も停車して、

こちらに歩いて寄ってきたとしましょう。

 

ドアをロックし、窓も開けず

嵐が過ぎ去るのを待ちましょう。

 

相手にしてはいけません。

 

下手に言葉を交わせば、

ニュースのように

暴行される恐れもありますから、

決して車外に出ないことです。

 

携帯電話があれば、

110番に通報しても良い案件です。

 

あおり運転は、犯罪です。

 

2018年1月には、

あおり運転に対する罰則が強化されました。

 

検挙された人は

おそらく免許を失うでしょうが、

出来ればもう運転はしないようにしていただきたいものです。

 

 

備えあれば憂いなし!あおり運転対策グッズ

 

イカーに犯罪抑止力を!

 

番役に立つのは、

やはりドライブレコーダーでしょうか。

 

前後にカメラ付きの車とみれば、

何か起きた時には

映像が残っていますから、

その車をあおることは諦めるかもしれません。

 

最近のドライブレコーダー

画像も綺麗になって、

車両のナンバーもばっちり映るそうです。

 

あおったりしたら、

映像持って警察に行きますよ!と、

宣言しているような車には、

あおる人は近づかないでしょう。

 

筆者の車にもドライブレコーダー

一応ついているのですが、

前方だけなので、

後ろにはダミーカメラでも付けようかと思っています。

 

あとは「カメラ作動中」

といったステッカーで注意喚起する

のも良いかもしれません。

 

 

 

まとめ

 

筆者が運転免許を取得してから

20年近くたちますが、

まだひどいあおり行為を受けたことはありません。

 

この20年の間に2台自動車を買いましたが、

どちらもちょっと大きめの3ナンバーだからかもしれません。

 

となると、あおる人は

あおりやすい弱者を選んであおっている

ということになります。

 

運転する人の七割以上

あおり行為に遭ったことがあるそうですが、

そのほとんどが軽自動車やコンパクトカー

だったそうです。

チューリッヒ保険会社の調査より)

 

軽自動車が5ナンバー3ナンバーの車に

ぶつかられでもしたら、

間違いなく軽自動車の方が

大きな被害を受けます。

 

あおる人は、

自分にはあまり被害が出ない安全な場所から、

弱者をあおって喜んでいるのです。

 

友人やパートナーが、

運転中すぐにイライラするような人だったら。

 

イライラからあおり運転、

あおり運転への仕返しに

つながることもあるようですので、

イライラを忘れる楽しい話題でも

振ってあげてはどうでしょうか。

 

自動運転が主流になって、

あおり運転のない未来がはやく

やってくるといいですね。