メイクの基本は パーソナルカラーを知ること
多くの女性の皆さんの
日常にあるのがメイク。
しかし、意外と今の自分のメイクに
満足している人は少なく、
何か悩みを持っていることが多いですよね。
また、悩みはなくても漠然と
「今しているメイクは自分に合っているのかな」
と思ったり、
「新しく口紅を買いたいけれど、
どの色を買えば良いだろう」
と思って化粧品売り場で
長時間悩んでしまうこともあります。
筆者は、10代の頃はいわゆる
ギャルメイクをしていました(笑)
20代になって美容院に
就職したことをきっかけに
ナチュラルメイクにしました。
しかし、美容をよく知る周囲からの
厳しい指摘(笑)や勉強を重ねていくうちに、
メイクの基本である「似合わせ」について
学ぶようになりました。
似合わせとは、その言葉通り、
その人に似合わせるメイクのことです。
その基本は、パーソナルカラーにあります。
筆者がビューティーコーディネーターとして
お客様にご提案させていただいた
メイクの基本、パーソナルカラーについて
お話ししたいと思います。
メイク初心者でも分かるパーソナルカラー
パーソナルカラーとは、
その人の肌色や髪、瞳、唇などの色と
雰囲気が合った、いわゆる「似合う色」です。
覚え方は簡単。
春夏秋冬です。
スプリング、
サマー、
オータム、
ウィンターの4種類になります。
「ピンクが似合うのはスプリングタイプ！」
というような、色の大分類ではなく、
同じピンクでも、
濃いピンク、
くすんだピンク、
パステルピンクなど似合う色がタイプによって違うのです。
似合わない色だと、老けて見えたり、
トラブルが目立ちやすかったり、
色に負けてしまって
逆に印象が薄くなったりしてまうのです。
それぞれのタイプについて、
簡単に特徴をまとめると、
スプリングタイプ
→このカラーの持ち主はキュートで若く
見られることが多いです。
明るくクリアな印象。
春の花や新緑、景色の明るさをイメージ。
サマータイプ
→日本人女性に1番多いこのタイプ。
エレガントな印象で、
原色より少しくすんだカラーが似合います。
初夏の爽やかで
柔らかな紫陽花や梅雨の落ち着いた景色をイメージ。
オータム
→落ち着いた雰囲気とゴージャスな印象があります。
こっくりとした、深みがある柔らかい紅葉などをイメージ。
ウィンター
→最も個性的でインパクトが強いのがこのタイプ。
顔立ちがハッキリしているので
濃く鮮やかなクリスマスカラーや雪をイメージ。
また、スプリングとオータムは
暖色のイエローベース、
サマーとウィンターは
寒色のブルーベースと呼ばれています。
パーソナルカラーの診断は、
美容院やコスメ売り場、
していることが多いです。
また、最近ではインターネットでも
肌や瞳の色などいくつかの質問に答えると
自動で診断してくれるサイトもあります。
鏡をみながらお試し下さい。
タイプ別メイクに取り入れる、簡単なポイント
4種類のタイプに簡単に取り入れられる
ポイントメイクをご紹介します。
沢山アイテムはありますが、
今回はメイクアイテムの中でも
1番印象が強い「リップ(口紅)」
で例をあげたいと思います。
スプリング
→コーラルピンクやライトオレンジなど
暖かみのある色がおすすめ。
質感は若さやキュートな印象を生かしてツヤ感があるものを。
サマー
→青みがかかったソフトなピンク系がおすすめ。
色白の方も多く、
肌と同様唇も青みを含んだピンク。
調和する色を選びましょう。
オータム
→肌なじみがよく、落ち着いた色の赤系や
ベージュベースのオレンジがおすすめ。
ヌーディーカラーも、
他のタイプの人が使うと顔色が悪く見えますが、
オータムタイプのひとが使うとマッチします。
ウィンター
鮮やかな色がおすすめ。
濃く見えてしまうのが心配な場合は、
リップ以外の部分の色味を抑えれば
バランスが取れるので大丈夫です。
もしも、自分に似合う色が分かって、
今まで使っていた色とは
大きくに違った場合に、
全てのアイテムを入れ換えるのは
金銭的にも気持ち的にも
むずかしいと思います。
(化粧品を変える時って、
ちょっとドキドキしますし
勇気がいるんですよね...)
そういう場合は、上述したリップやチーク、
アイシャドウなど、顔色にダイレクトに
影響するものをどれか1点変えるだけで、
驚くほど印象が変わります。
自分のパーソナルカラーを生かした
メイクの効果が実感できると、
他のところにも取り入れたくなるはずです。
まとめ
メイクに、春夏秋冬のタイプがあるなんて、
女性でも知らない方が
いたのではないでしょうか。
メイクを見直し、
自分に合ったメイクをすることで、
いつもより少し綺麗でいられたら嬉しいですよね。
また、パーソナルカラーは
ファッションや髪色にも活用できます！
是非、この機会に自分のパーソナルカラーを
見つけてみてはいかがでしょうか。
