なるほど・いんふぉ

日々の暮らしの中で、なるほど!と思うことを記事にしてまとめています。

無理は禁物!産後の過ごし方

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長かった妊娠生活、

命懸けの出産を経て可愛い我が子に出会い、

幸せの時間の始まり...

 

と同時に女性にとっては

産後の体調を整える暇もなく、

すぐに24時間体制の育児が始まります。

 

出産は、交通事故にあったのと同じダメージだとか、

全治8ヶ月の大怪我をしたのと

同じくらいだと例えられることもあります。

 

赤ちゃんが産まれてすぐ

抱っこやオムツ替え、

授乳や語りかけに奮闘するママは

一見元気に見えますよね。

 

しかし、身体はボロボロ

更には激しい女性ホルモンの影響から

精神的に不安定になるママも沢山います。

 

筆者も、特に2人目の出産後、

幸せなはずなのに心身共に辛く、

不安定になって泣いてしまったり、

身体がとても辛かったです。

 

産後2日目には、

今後の育児に不安からか、

病院で涙が溢れて止まらなくなってしまい、

助産師さんに話を聞いてもらいました。

 

あんなに可愛いはずの

赤ちゃんに会えなくなり、

授乳も休ませてもらう程、

不安定になりました。

(今思えばマタニティブルーだったのかもしれません)

 

また、退院後は里帰りしたにも関わらず

様々な事情でサポートを

受けることができませんでした。

 

上の子を預けられず、

退院を早めて帰宅し、

退院当日(産後4日目)から赤ちゃんと上の子のお世話

家事でフル稼働。

 

骨盤が元に戻らないうちに

動いてしまったため、

産後1年経った今でも腰痛や尿漏れ、

ばね指など様々な悩みを抱えてしまっています...

 

そんな経験から、産後の過ごし方についてしっかり考えてみたいと思います

 

 

産後の身体を回復させる

 

先程述べたように、

出産での身体のダメージは本当に大きいものです。

 

股やお腹の痛みだけではなく、

おっぱいのトラブル、

腱鞘炎や肩こり、

腰痛、

寝不足、

頭痛、

悪露などの出血による貧血、

抜け毛、

尿漏れなど

本当に様々な場所の辛い症状が

出てくることがあります。

 

中国では産後は完全寝たきり

義母などが赤ちゃんや身の回りの世話をし、

食べ物も1ヶ月の間はお粥と卵のみと制限。

 

台湾では産後は産後ケア施設に入る人も。

(卓球の福原愛選手もそうでしたよね。)

 

アメリカや諸外国では

産後ドゥーラという、

家事や育児サポートをする職業があります。

 

日本ではあまりそういう文化がありませんし、

男性の育児休暇も取りにくいのが現状です。

 

つい無理をしてしまうママも多くいます。

 

この点に関して大切なのは、

とにかく「頼ること」しかないのかな

と思います。

 

夫に、両親に、義両親に、姉妹など

身内に頼れるのであれば

頼るのが1番です。

 

筆者のパターンのように身内に頼めない場合は、

行政の力を借りたり、

シッターやドゥーラ、

ファミリーサポートや

家事代行等お金をかけたりしても良いと思います。

 

行政でも産後うつなどの懸念から

産後ケアに力を入れているところも多いので、

母子入所型の産後ケア施設もあります。

 

筆者も次の機会があれば利用しようと思います。

 

休むべき時にしっかり休んで、

育児に励めるようにしましょう。

 

 

産後は程よくストレスを発散させよう

 

 

妊娠中には女性ホルモン(エストロゲン)

多く分泌されています。

 

その女性ホルモンが出産をピークに

一気に分泌が減ります。

 

この急激な増減で脳の神経細胞の働き方が変化し、

心身共に不安定になりやすいです。

 

女性のみなさん、

生理前にイライラしたことありますよね?

 

あれが10ヶ月分まとめてくるようなイメージなんです。

 

ゾッとしますよね。

 

ですから男性の皆さん、

「なんでそんなにイライラしてるの?!」とか

「気の持ちよう」とか

「他のママは...」と言うはナンセンスですよ。

 

ホルモンバランスや寝不足、

体調不良かストレスが溜まり、

爆発する前に上述したように、

周囲に頼ってストレスを程よく発散させましょう。

 

家事をお休みして赤ちゃんとゆっくり眠る、

好きなものを食べる、

カフェインレスコーヒーを飲む等も良いです。

 

2人目以降の方は

夫や両親に預けて

気晴らしにお出かけしても良いでしょう。

 

また、リフレッシュのために、

サービスを利用するのに遠慮は必要ありません。

 

 

まとめ

 

妊娠出産という大仕事を終え、

さらに育児という試練が始まった産後のママ。

 

決して無理をしないで下さい。

 

産後は本当に、休むことが大切なのです。

 

そして、そんなママを取り囲む環境にいる皆さん、

ママのために協力し、

新しく迎えた赤ちゃんと一緒に

素敵な家庭をつくってくださいね。