なるほど・いんふぉ

日々の暮らしの中で、なるほど!と思うことを記事にしてまとめています。

ペットボトル飲料やジュースには砂糖がたっぷりで危険!?

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ペットボトル症候群

という言葉をご存じですか。

 

医療関係の方は

「清涼飲料水ケトーシス

と呼んでいるでしょう。

 

手軽に持ち運びが出来て

キャップの開け閉めが出来る、

ペットボトル飲料が普及した

1990年代に出来た言葉だった

かと思います。

 

ペットボトル飲料の中に

含まれている砂糖の量に気付かないまま

常飲し、急性の糖尿病になってしまうことが、

ペットボトル症候群と呼ばれました。

 

水やお茶以外のペットボトル飲料には、

想像以上の砂糖が含まれているのです。

 

これは大人でも子供でも、

水やお茶以外のペットボトル飲料

(スポーツドリンクも含む)を

たくさん飲み続けていると、

ペットボトル症候群発症する恐れがあります。

 

大人は自己管理が出来ますが、

まだ自己管理できないお子さんについては、

周りの大人が注意してあげましょう。

 

小さな子には安易に

清涼飲料水や炭酸飲料を与えず

水や麦茶、牛乳を飲ませることをおすすめします。

 

先に甘いジュースの味を知ってしまったら、

水や麦茶を嫌がるかもしれません。

 

ですので、ジュースは最初から極力与えない、

与えても特別なイベントの時だけにしましょう。

 

カロリーオフですとかカロリーゼロと書いてあっても、

多少の砂糖は入っていますので、

油断してはなりません。

 

 

 

果汁100%ジュースにも砂糖が含まれている?

 

果汁100%ジュースには、種類があります。

ストレートジュース

濃縮果汁還元100%ジュース

 

ストレートジュースは、

単純に果実を搾った

何も手を加えていないジュースです。

 

美味しいのですが、

日持ちしないのが残念なところ。

 

濃縮果汁還元の100%ジュースは

フルーツの収穫から

消費者の手元に届くまでの間に、

いろいろと手が加えられています。

 

果汁を絞ったあと、

運びやすくするために

水分を飛ばして果汁を濃縮します。

 

運び終わったら、水分を還元して

100%ジュースに戻すわけです。

 

ですが、この濃縮果汁還元の過程で

ストレートの果汁の味を

完全に保つ技術はまだありません。

 

ですので、果汁の味を再現するために、

砂糖や塩で微調整している場合があります。

 

全ての濃縮果汁還元ジュースが

加糖しているわけではありません。

 

しているものには、

加糖していることがパッケージに

印字されていますので、すぐに分かります。

 

本当の100%ジュースじゃないとイヤ!

という方は、気をつけてみてください。

 

 

 

ジュースに含まれる砂糖の量の調べ方とは

 

ペットボトル飲料でも紙パック飲料でも、

ジュースやスポーツドリンクなどの

原材料や栄養成分について、

きっちり書かれています。

 

ここで気にしたいのは、

含まれる「炭水化物」の量です。

 

計算式は、

ペットボトル等全体の内容量

÷単位量(「100mlあたり」など)

×単位量当たりの炭水化物の量

=全体の砂糖の量

です。

 

500mlのペットボトルに、

100mlあたり4.7gの炭水化物が

含まれているとしたら、

500÷100×4.723.5  

となり、23.5gの砂糖が含まれている

という計算になります。

 

スティックシュガー3gですから、

8本分近く!

ちなみにこれは

手元にあったスポーツドリンク

数値です。

 

カロリー0と書いてあるスポーツドリンクにも、

炭水化物は含まれていました。

500÷100×0.743.7

スティックシュガー1本分と少しですね。

 

これは毎日何本も常飲していたら、

急性糖尿病というのも納得出来ます。

 

汗をかいて、

身体から水分や塩分ミネラルを失った時には

スポーツドリンクは有効ですが、

普段からは飲まないようにしましょう。

 

やはり、水やお茶がヘルシーです。

 

 

 

まとめ

 

砂糖といえば、

昔の方には貴重だったり

贅沢品だったりしたのでしょう。

 

今は亡き筆者の祖母が

コーヒーをいれてくれた時に、

角砂糖が10個ほど入って口の中が

ジャリジャリしたのを思い出します。

 

そんな祖母の次男坊、

筆者の父は甘いものが大好きで、

家の中におやつが無くなると

角砂糖やスティックシュガーを

食べてしまいます…。

 

同居していた頃は

糖尿になるのではとハラハラして、

止めたりもしたのですが、

馬耳東風と言うやつでした。

 

最近は、すっかり心身ともに

丸いおじいちゃんになってきましたが、

たまにしてもらう血液検査によると、

どうやら糖尿は回避出来そうです。