なるほど・いんふぉ

日々の暮らしの中で、なるほど!と思うことを記事にしてまとめています。

身体を温める効果のある飲み物には何がある?

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季節も進むと、

あたたかい飲み物が恋しくなります。

 

自動販売機やコンビニエンスストアなどで

手軽にあたたかいコーヒーや

お茶が手に入りますが、

今回はあたたかさ(温度)が失われても、

芯から身体を温めてくれる作用のある

飲み物をご紹介します。

 

熱いコーヒーは一時的に温まりますが、

利尿作用が強く、

尿で熱を逃がしてしまいます。

 

また、南国育ちのコーヒー

ホットであっても、

最終的に身体を冷やす効果があると

されています。

 

では、どんな飲み物なら

身体を温めてくれるのでしょうか。

 

紅茶、プーアル茶、烏龍茶などは全て、

緑茶と同じ葉っぱから出来ていますが、

緑茶と違うのは

「発酵されている」ことです。

 

発酵された食品は身体を温めます。

 

ただし、飲む時に使うお砂糖に注意しましょう。

 

ビート(砂糖大根)から作られる

てんさい糖は身体を温めますが、

サトウキビから作られた

白砂糖は身体を冷やします。

 

精製されていない黒砂糖であれば、

冷やす作用はマイルドです。

 

他に、ココアや黒豆茶

生姜湯などがおすすめです。

 

生姜は生だと身体を冷やす作用が、

熱を加えると温める作用

期待できます。

 

生だとジンゲロールという成分が作用して、

血管を拡張させて血流を促進してくれますが、

身体の深部を解熱作用で冷やしてしまいます。

 

生姜を加熱すると、

ショウガオールという成分が増えて、

脂肪の燃焼を促進して

身体に熱を作り出し、

血流を良くする作用があります。

 

ジンジャーティーなど、

よく温まるかもしれませんね。

 

 

 

腸を温めることで免疫アップ!温めてくれる飲み物

 

隠れ冷え性に、「内臓型冷え性の人がいます。

 

お腹には大事な臓器が集まっていますので、

冷えると多くの機能が低下し、

不調を招きます。

 

血流が滞って代謝が落ちたり、

免疫力が落ちたり…。

 

なんとなく風邪を引きやすい、

肌の調子が良くない、

しっかりした食事をしているのに便秘気味など。

 

腸を温めるには、

先ほどの身体を温める飲み物や、

発酵食品、

冬が旬の食べ物などを進んで摂りましょう。

 

ヨーグルトを常食しているのにお通じが…

という方は、

腹巻で直接お腹を温めてみて下さい。

 

朝、起きぬけに飲む、

一杯の白湯も効くかもしれません。

 

冷えは万病の元とも言われます。

 

身体の一部が冷えるのも辛いですが、

お腹、腸の冷えはお通じも悪くなりますし、

腸内環境が悪化して免疫力も落ちてしまいます。

 

なんとなく調子が悪い、

という人は腸が冷えている、

隠れ冷え性の可能性があります。

 

身体を温める飲み物としては、

前述の飲み物の他に甘酒や味噌汁なども有効です。

 

味噌は発酵食品ですし、

具に冬が旬の根菜類などを使っていれば、

より温め効果と免疫力アップが期待できます。

 

 

 

女性に冷えは大敵…子宮を温める飲み物など

 

女性の場合、お腹の冷えは

消化器や泌尿器系の病気だけでなく、

月経前症候群(PMS)

生理痛を悪化させたり、

子宮や卵巣などの婦人科系の病気

つながることもあります。

 

子宮を冷やさないために腹巻は有効ですが、

温めるには全身の血の巡りを良くして、

ホルモンバランスが狂わない、

快適な毎日を過ごす必要があります。

 

その毎日の中には、身体を冷やさずに

温める飲み物・食べ物を摂ったり、

運動不足にならない程度の適度な運動

(骨盤まわりの筋力を維持します)が必要です。

 

日々お茶を飲む時は、

身体を温める紅茶やプーアル茶選んだり、

コーヒーもカフェインレスのものを

選べば万全でしょう。

 

スパイスの効いたチャイなども、身体を温めます。

 

タンポポコーヒーやごぼう茶など、

地中で育ったものは身体を

温めてくれる効果もありますし、

カフェインも含まれていません。

 

飲み物や食べ物に香辛料を足して

温まるのも良いでしょう。

 

加熱処理された、

パウダー状の生姜も売っていますので、

一つ買っておくと便利かもしれません。

 

 

 

まとめ

 

先日、筆者の知人が

30代で子宮筋腫のため子宮全摘という

悲惨な目に遭いまして。

 

30代でその処置は、

相当状態が良くなかったのだと思います。

 

聞けば、身体を温める温活とは

逆の生活を送っていたようで、

仕事もスカートの事務職で、

身体が冷えていたのではないかと

思いました。

 

筆者も婦人科系の病気で

腹腔鏡手術を受けたことがあります。

 

勝手にストレスだな、

と思い込んでいましたが、

身体の冷えもあったのかもしれません。

 

「お腹を冷やしてはいけない」という言葉は、

誰もが誰かから聞かされていると思うのですが、

お腹を壊すからとかそういうレベルではなく、

心身の健康のために大切だったのだなぁと、

筆者は思った次第です。